商標 ― 2006年05月30日 15:18
今日は商標について基本的なことを一つ 個人事業をされておられる方は沢山おられると思います。 いざ事業を始めようと思ったときに、気になることの一つに屋号や商品名 がありますね。その事業の行く末を暗示するとまでは言いませんが、 やはり、企業イメージとして屋号や商品名は大切なファクターとなっていると思います。
それで、これは良いと思う独創的な屋号・商品名つまり商標を考えついたと思って、事業を始めてしばらく経ってから、ご近所で同じ商標を使って、同じような業種の事業を営む人が現れたとしたらどうしますか?
当然、俺の方が先に使用していたんだから、使用するのを辞めてくれ!と言いたいですね。
でも事はそんなに簡単ではありません。
例えば、その近所の方はあなたよりも先にその屋号を商標登録していたらどうしますか?
一般に商標登録によって、その商標を排他的に利用できる権利を有することになるので、逆にあなたがその商標を使用するな!言われかねません。
もちろん、長年その商標を使用してきて、その地域で周知されているような場合等ある一定の要件をクリアしている場合には、商標登録権者に対して、俺は使用できるということを主張することはできますが、やはり自分の商標は他人に勝手に使用させたくないと思いますね。
ですから、思いついたら何でも良いので商標登録しておくと後々権利を主張するときに武器になります。
詳しい法的な問題はさておき、少々お金がかかってもこれは!と思う商標は登録しておいた方が良いでしょうね。 今日はこの辺で。
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